top of page
白 銀 の 戦 慄
検索
[銀魂]山崎退
以前から書きかけに置いてあったものの、間の文の沖田隊長と近藤さんのストーリーがなく。 土方さんのストーリーはあれど、どう支えたいと思っているかみたいな、山崎退の真選組隊士としての根幹となる軸の部分を書きたかったのに、この話はごっそりそちらが抜けており、最近想像力が貧困な為に間の思いつかず構想メモにとどめたままでしたのでこちらにて供養させていただきます。 かつてはマウンテン殺鬼と名乗り、己の底の浅さを知らずブイブイ言わせていた黒歴史がある。 しかし、ある日江戸で募集がかけられた「浪士組」へ加わり、そこで出会ったある男たちに山崎は気圧され、怖気づき、それまでの威勢を途端に吹き飛ばされ、マウンテン殺鬼の名乗りを即座に撤回し、山崎退と名乗り直した。 それから山崎は、土方や沖田に怯え、決して逆らわず、なるべく無難に過ごそうとやってきていた。 沖田はその幼さからは信じられないほどの剣の腕を持ち、センスがあった。 自分には到底かなわないほどの実力だった。 そのくせして、山崎が怯えるもう一人の男、土方にはしょうもない嫌がらせばかりをして、人が怖がったり困ったり、

siversou
2025年7月14日読了時間: 5分
[銀魂]二人の不死者のあらすじ2
私が【長編】で掲載している「万事屋よ永遠なれ」の補完話の地続きのif話、 【二人の不死者】について、友人に説明する際に書いた文です。 本作のあらすじは別にあるのですが、こちらはこちらで個人的にはあらすじとして良きなのでは? と気に入ってしまった為、SSとして投稿し供養したいと思います。 魘魅銀時が死ぬ寸前、これでようやく世界の絶望が終わる。 世界を滅ぼす魔王を排除できる。 その事に安堵し、己の死の訪れに魘魅銀時は安らかに目を閉じた。 これで、全てがきれいに片付くはずだったのに。 世界は、終わらなかった。 瞼の向こうが眩く光った思った次の瞬間、魘魅銀時は既に、見知らぬ場所にいた。 それは遠い過去。 魘魅銀時の体内に巣食うナノマシンウィルスと、タイムマシンが妙な作用をし、魘魅銀時のみが、過去に飛ばされてしまったのだ。 銀時は絶望した。 しかし、前までは自分の意思でほとんど動かせなかったはずの体が動かせるようになっていた。 ある意味チャンスだ。今度こそ自分の手で全てを終わらせられるチャンス。 銀時は何度も何度も己に錫杖を突き立てる。 臓物をぶちまけ、鮮

siversou
2025年7月1日読了時間: 2分
[銀魂]かまっ娘倶楽部の内情
かまっ娘倶楽部。歌舞伎町内で居を構えている、クセの強いおかまバーだ。 『かまっ娘倶楽部』の経営者は歌舞伎町でも顔の広い、かぶき町四天王が一人「鬼神マドマーゼル西郷」。 マドマーゼルと称しているが、お察しの通りただのオカマである。 「男は度胸・女は愛嬌・オカマは最強」 いつしか誰かが言い始めた、かまっ娘倶楽部内で共通認識と化しているこの名訓を、体現しているのがこのマドマーゼル西郷であった。 かつては攘夷戦争にも参戦していた「白フンの西郷」。 攘夷戦争から身を引いた彼は、妻との間に子をもうけ、後に妻が早世。 母を早くになくした一人息子のため、母替わりを努めようとした結果が、現在の状況である。 漢として大切なモノの為には命を張れる度胸。 女として笑顔を振りまき、人を和ませれる愛嬌(?)。 そのどちらもを兼ね備え、尚且つ攘夷戦争時代に武勇を誇った怪力。 まさに最強のオカマ。 それが「鬼神マドマーゼル西郷」であった。 かまっ娘倶楽部で働く皆にとっての憧れ。最強で最高に自慢のママ。西郷特盛。 歌舞伎町、かまっ娘倶楽部。そこは、西郷特

siversou
2025年6月27日読了時間: 5分
[銀魂]六月
あいも変わらずの書きかけですが、SSとして供養! 6月と言えばじめじめとした雨が長く続く梅雨の時期。 そんなイメージだったのが、ここ数年で大分様変わりしていた。 最近では梅雨入り宣言こそあるものの、例年のようなじめじめとした雨模様が続く日も少なく。 雨の日もあれど、それよりも茹だる暑さ、肌が焼ける暑さが日中は多く、そのくせして日暮れ後は少し肌寒い。 そんな、夏とも春とも言い難いどっちつかずのような状態が続くことが増えた。 だからこそ、雨の日はより一層、天の恵みとしてありがたく思うべきなのかもしれない。 しとしとと天より雨をおとす雨雲。 江戸の町、歌舞伎町にも今日は、雨が降り注いでいた。 歌舞伎町の路地裏には雨水が小さな水溜まりをつくり、往来の道は雨により泥濘(ぬかるみ)道行く人々の足元に茶色い飛沫を散らす。 「銀ちゃん、雨なのに暑いアル」 「あー? そりゃもう6月だからな」 「江戸の6月はもっと涼しかったって聞いたネ。江戸の6月はどこ行っちゃったアルか」 「そんなん、神様がサボって気温設定おざなりにしてるから俺たちの知る6月もお

siversou
2025年6月14日読了時間: 2分
[銀魂]ぐちり屋─肉球ラブにゃんだふる
「あれ、ひょっとしたお二人とも……」 『一つ 好きなだけグチって下さい。』 『二つ 一人で来て下さい。』 『三つ 知り合いに会っても知らぬフリをして下さい。』 『四つ ここで聞いた事は他言しないでスグに忘れて下さい。』 「お二人さん、ほらこれこれ、三つ目、三つ目のところ」 「「……」」 「まぁ良い。親父殿、とりあえず蕎麦を一杯」 「ここでも蕎麦かよ」 「うむ、親父殿がつくるおでんの出汁は蕎麦にも合うのだ。ここの蕎麦はここでしか食べられない親父殿の特別仕様だぞ。お前も食うてみんか」 「タダってんならもらってやるよ、肉球ラブにゃんだふるさんよ」 「む……よかろう。ここで“初めて”出会えた記念だ。親父殿、この新入り……」 「おっとそうだ、今日初めてきたお侍さんには、うちで呼べる名前がありやせんでしたね」 「あ? お侍さんでいーよ別に」 「ちっちっち、それじゃあここに馴染めませんぜ、お侍さん」 「馴染むつもりないんですけど」 「うちではみなさん、知り合いと会っても気付かないふりをしやすいよーうに、特別な名前を」 「それでこいつが肉球ラブにゃんだふるなの?

siversou
2025年6月1日読了時間: 2分
[銀魂]ぐちり屋─新入り
月明かりも乏しい夜道。 提灯の灯と目に優しい電球色が、人通りの少ない夜道で店を広げていた。 ──ぐちり屋 その店は、本来飲食を取り扱う屋台であれば、売っているのはその「味」や屋台と言う特別な営業方法だからこそ味わえる「雰囲気」だろうところ、一風変わった趣向を凝らしていた。 『一つ 好きなだけグチって下さい。』 『二つ 一人で来て下さい。』 『三つ 知り合いに会っても知らぬフリをして下さい。』 『四つ ここで聞いた事は他言しないでスグに忘れて下さい。』 そう、店名通りそこは“愚痴るためにあるお店”──その名も通り「ぐちり屋」。 その店では、今日も内に抱えきれない愚痴をこぼしに、ふらりと客が訪れる。 ***** 「よー、やってるか、親父」 「勿論でさ。ささ、どうぞ座ってください。それで、ご注文は何にします、お侍さん」 「ここ、なにがあんの? 親父のおすすめとか教えてくんね?」 「うちは御覧の通り、腹に入るもんだとおでんや、飲み物関連なら基本的には出せると思いますよ」 「んー、じゃあイチゴ牛乳とか置いてる?」 「へい」 「流石親父、分かってんね

siversou
2025年5月27日読了時間: 5分
[るろ剣]剣路が父、人斬り抜刀斎の過去へ
こちらも目が大きいノート1ページ分に書いてあった書き散らしです。 毎度恒例のもったいない精神供養でございます。 ちゃんとした小説で読みてぇえええ。 白い梅の花が浮かぶ。 鼻につく匂いは胸の痛みを作りあげ、血に濡れた女の顔を思い浮かばせるには十分過ぎる。 あたり一面に広がる雪景色。 血に濡れた赤い雪と白い雪の男は、その中にあって愛するものを自分の手で殺めた現実に向き合おうと、長い間その場に女を抱えたまま膝をついていた。 ***** 「わかんないよ、父さんの考えることなんて……」 母さんの言った「父さんの考え、貴方にも分かるでしょ?」という言葉に、俺は気がついた時にはそう返していた。 俺の返答が意外だったのか、母さんはそれを聞いて二の句が告げなくなっていた。 昔からそうだった。母さんはすぐに表情が変わるから、何を考えているのか大抵のことはすぐに理解できた。 そんな母さんとは反対に、父さんの考えていることなんて、これっぽっちも理解できたことなんてない。 父さんは昔凄い剣客だったらしい。でも、俺は父さんの実力というものを知らない。...

siversou
2025年5月1日読了時間: 2分
[青山剛昌作品]バリスタ技術を持つ黒羽快斗と探偵新一との出会い
こちらは約一ページ分のメモで残っていたものの供養です。 私、これでも一応趣味でとったバリスタ(レベル1)の資格がございますので、これはたぶん、その頃になにかその知識を活かして書こうとしてそのままとまってる状態のものですね。 いつものように供養としてこちらに投稿させていただきます。 人の嗜好ってのは、人の数だけ千差万別だ。そりゃ価値観も違えば例え同じ味覚を有していたとしても、同じものを食べて皆がみな、それを美味しいとは言わないだろう。 スチームを吹き上げる音が店内に響く。数秒後にはそれが沈静化し、カウンターの向こうにはその音を発する機械に、牛乳の入ったミルクピッチャーを持って近づく老齢の男がいる。 老齢の男はまだ若い青年にそれを手渡し、青年は緊張した面持ちでそれを受け取った。 カウンター奥に設置されたコーヒーマシンに向き直り、一度スチームノズルを空吹かししてからミルクピッチャーの中へノズルを差し込み、老齢の男と一度アイコンタクトを交わす。 スチームノズルの差し込む角度、噴射口の挿入具合、目視は十分。 青年は脳内イメージをなぞるように、怖

siversou
2025年4月1日読了時間: 3分
[銀魂]痛み
真っ赤な血を見た。 雨に濡れ、目の前の鬼は見る間に赤く染まっていく。 ──あぁ、俺はこの鬼に斬られたのか 目に見えたのは自分の血だった。 鬼を殺しに来たつもりが、逆に返り討ちにあってしまったのか。 このまま自分は死んでいくのかと。 そこまで頭で理解した時m不思議と恐怖心は湧いてこなかった。 いや、決して全く恐怖心が湧いてこなかったわけではないのだ。 ただそれをも凌ぐほどの激情が、胸打ち震える感情が、脳の正常な働きを鈍らせただけ。 それは征服心、独占欲に似たのかもしれない。 あたかも今目の前にいるこの鬼が、自分の血に染まりいく様に、鬼自身も、自分のものへと変貌していっている。 まるで、そんな気にさせられてしまうのだ。 鬼は染まる。 人の死に際に立ちあう度、鬼の心はその時その場己の目の前に存在する者へと自身の心を強く囚われ、その者にその身に持つ紅を向けた。 死者への弔いの念を込めてか、鬼の瞳はまるで死者に敬服するかのような 色を滲ませる。 そして、それはとても鋭く、だが同時に悲しみとも通ずる双眼で見つめられた時、死に行く

siversou
2025年3月27日読了時間: 2分
[銀魂]嫌われモノの仔鬼
昔々あるところに、人々に忌み嫌われている小さな小さな仔鬼がおりました。 仔鬼はとても異質な色を持って生まれ、それが故に、人々からは忌み嫌われ続けていました。 例えるならば、仔鬼は白。 清廉潔白。 そう、白とは純真無垢で清らかなイメージを持つもの。 仔鬼の心はまさにそれ。 仔鬼は皆が忌み嫌っているほど、邪な心を持つ存在ではなかったのです。 目の前で傷ついているものを見れば放ってはおけず、自分の身など顧みず助けに行く。 そんな仔鬼の心はまさに白色と表現するに相応しいものでございました。 それに比べ、人間の心は仔鬼とは相反し、薄汚れて荒みきり、仔鬼をその異質な容姿だけで迫害という非道な行いで追い込んだのです。 彼らは、自分たちこそが正しいと慢心し、自身の非道な行いを正当化してきました。 それは、仔鬼の体だけでなく、その心までもを深く傷つけていく行い。 仔鬼の手によって助けられた者も、すぐに仔鬼へ牙を向ける。 そして、仔鬼はその類まれなる運動神経と防衛本能により、自身を手に掛けようとしてきた者たちを、軽く、返り討ちにしてきたのです

siversou
2025年3月14日読了時間: 3分
[銀魂]鳴り響く腹鳴
はい、毎月恒例の過去に書き殴った小説のなりかけメモ供養の日です。 何が書きたかったのか全く思い出せませんので、各々勝手に想像くださいな。 ワシも自分でこれ実はこんな流れを想像してたんでは……ってなったら、ちゃんとした形にするかもしれません。 ぐるるる ぐるるる きゅるるる きゅるるる なんとも珍妙な音が鳴り響くここは 『スナックお登勢』の上に店を構えている『万事屋銀ちゃん』。 幾重にも折り重なるようにして紡がれる珍妙な旋律は、聞いていてとても気分の良いものではない。 しかし、、この不協和音にも似た音の真っ只中にいる彼らは、その音を止めようとすることもせず、また、止める術も持ってはいなかった。 「ぎんちゃ〜ん。お腹が減ったアル……ヒモジイよォ〜……」 ソファに突伏して最初に口を開いたのは明るい赤系統の髪色を持つ少女。 自称、歌舞伎町の女王──神楽。 声を上げるため、僅かに持ち上げられたその顔には、くっきりと色濃い隈が浮かび上がっていた。 「だまれ、しゃべるな。無駄な体力を消費するな神楽」 そして次に口を開いたのは、これまたくっきり

siversou
2025年3月1日読了時間: 2分
[銀魂]秀才
はい、本日投稿しますのもかつて書き記したメモ書きの供養データでございます。 上の方になんかね、「秀才」って書いてあった。 「秀才」って書いてまるで囲ってあった。 その一行下から小説本編の書き初めが十行ほどあった。 今の私に分かるのはただそれだけだ。 今日も爽やかな江戸の空。 青い空の下、猫も呑気に欠伸を漏らしている。 「なんとも晴れやかな日和だねぇ」 今日も歌舞伎町はいい天気だ。 江戸は歌舞伎町、そこに店を構えている『スナックお登勢』では、そんな呟きが漏れた。 「お登勢様、明日はいつものように私が家賃の回収に伺えばよろしいのでしょうか」 機械とは思えない優しい声で、たまは煙草を咥えるお登勢に明日の予定を確認する。 お登勢はたまに向けられた視線を受け止め、ふぅっと口から煙草の煙を吐き出した。 「そうだねぇ……たま、明日も先月同様、とことん追い込んでやるんだよ」 お登勢から吐き出された煙草の煙は、空に浮かぶ白い雲のように、ふわふわと周囲を白く染め、空気に溶けて消える。 なんでここからだろってところで止めてるんでしょうね、過去の自分は。.

siversou
2025年2月27日読了時間: 2分
[銀魂]生まれ落ちた日
十行と少し程度のメモでしたが、銀時様が生まれた日の経緯、みたいな。 生まれてからどういう流れで屍を漁るようになったのか妄想しかけたメモの供養です。 赤子の泣き声が響く。 小さなボロ小屋に、たった今生まれたばかりの子だ。 片手で持つには大きく、両手で抱えるには小さな桶の中で、赤子は泣いていた。 鳴き声が赤子の口から漏れるたびに赤子の体は揺れ、その体に触れている桶の水も同じく揺れる。 しかし、赤子の近くに赤子以外の人影は見当たらない。 この世に生を受け、力強くそのせいを主張している赤子を残して、赤子の親はこの場より姿を消していた。 いや、赤子が入っている桶の直ぐ傍には、横たわっている人の姿はあった。 赤子と違い、生を主張しない、息をせぬ屍と成った姿が。 その屍は他ならぬ、赤子の母親であった。 難病の末、この世に赤男を産み落としてすぐに息を引き取ったのだ。 父親は妻が命がけで産み落とした子を ここでメモは止まっておりました。 この流れからすると、この短編での設定では赤子の出産を夫婦はともに乗り越えようとしていた。...

siversou
2025年2月14日読了時間: 2分
[銀魂]思いとは裏腹に
なんとなく思いつくままに書いた系の短編の書きかけですね。 自分がなんとなく思いつくままに書く作品というのは、どうにもこういったものばかりになってしまう。 きっとこれが私の書きたいもので、伝えたい感覚で、読みたいもので、癖なんでしょうね。 松陽先生と銀時様が登場してる書き殴り短編の書きかけ供養ですが、よろしければ御覧くださいませ。 初めから知っていたことだけど、やっぱり俺は、嫌われ者みたいだ── 「銀時、そこで何をやってるんですか?」 松陽はしゃがんで茂みの一部に視線を落としていた銀時に声をかけた。 「別に……見てるだけ」 松陽の呼びかけに、一度は顔を上げて松陽を振り向いた銀時だったが、そう言って満足したのか、すぐにまたその視線は元の場所へと戻る。 「そうですか」 (雨が、降りそうですね) 空がだんだんと陰り始めていた。 心中独り言ちた松陽は、そろそろ中には入ればどうかと銀時に声をかけようとして──やめた。 無言で何をするでもなく、銀時は視線の先にあるその一点だけを見つめているのだ。 松陽は気になった。 銀時が見ているものは何なのか

siversou
2025年2月1日読了時間: 6分
[銀魂]喧嘩屋銀ちゃん
こちらも学生時代に書き殴っていたメモの供養作品です。 【万事屋銀ちゃん】のような語感で、別の世界線な銀時様たちも見てみたいな、と思い考えついたのが【喧嘩屋銀ちゃん】でした(笑) 本当に書き始め少しで止まったいるので、供養でありメモのデータ化ですね。 いつか書きたくなったらちゃんと書くかもしれません。 巷で人気のラーメン店『北斗心拳』が面している交差点を真っすぐ進み、そこから一つ先にある信号を右に。 しばらくしたら見えてくるコンビニを左に曲がると、昼間でも光が指さない路地裏に出る。 ゴミは散乱していないが、空き缶が二本ほど転がっている。 そんな薄暗い路地へ、一匹の猫が滑るように入っていく。 にゃ~お 大きな口を開け、欠伸まじりに猫は鳴いた。 白黒の毛皮をまとった猫の体を、江戸を照らす太陽は爛々と照りつける。 ボトッ 不意に空を見上げるように顔を上げた猫は、その口に咥えていた白い物体を落とし、背後から近づく足音から逃げるように路地から姿を消した。 はい、ここまで。 待って全然本編に入ってない、銀時様はどこ、猫は何を咥えていたんだ?!.

siversou
2025年1月27日読了時間: 2分
[銀魂]銀時様外国語堪能疑惑について
学生の時に書いていたメモを電子データにし直していると気づくのですが、なんというかこう……書き方がしつこいな、と感じることが多々ありますね。 説明も大事だが、適度に省略してテンポ感を出すことが、昔から苦手だったのが顕著に出ていて現実逃避したくなってきましたねぇ。 まぁ。それはそれとして。 本日こちらに供養しますは、以前から私が考えておりました、坂田銀時外国語堪能疑惑に夢を見て、書きたくなった短編の書きかけでございます(やっとこのメモを発掘できたよ……!!)。 書きかけの短編と、書き殴りの構想メモを、本日は供養させていただきます。 青い空の所々に白い雲が浮かんで見える。まさに仕事日和。これは、そんな日のことであった。 「…………」 焦りからくる緊張からか、額を伝って首筋を流れていく冷や汗を、土方は口を開けたまま言葉も出ない面持ちで感じていた。 『あの、私の話聞いてます?』 「…………」 『あの────』 右から左へと耳を通り過ぎ去っていく異国語を頭の中で何度も繰り返しながら、土方は自分の前で戸惑いがちに声をかけてくる相手を凝視した。...

siversou
2025年1月14日読了時間: 11分
[銀魂]夜に咲く
まだまだございます、私が学生の時に生成した書き殴りメモの作品たち。 本日供養いたしいますのは銀魂で書き殴っていた作品ですね。 もう昔過ぎて自分でも何を書きたかったのか、何を書いているのか全く記憶にありませんが、少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。 ジリジリと肌を焦がすように照りつける夏の太陽。 その白き光は目に眩しく映り込み、女子供の肌を焼き、馬鹿な男達に容赦なく降り注ぐ。 そんな夏場の佳境に、ここ万事屋では、蒸し風呂状態でえらく険悪な空気が充満していた。 「「「…………」」」 視線を左右に向け、それぞれが互いの出方を伺う。 「僕はそんなの認めませんよ」 「俺だって、そんな意見を認めるわけにはいかねぇ。こっちにだって大人のプライドってのがあんだ。諦めろ新八」 「そうアル、私も銀ちゃんに賛成ネ。新八、ここはお前が身を引くべきヨ」 「そうはいきません。僕にだってプライドはあるんです。そんなこと、僕だって認めるわけにはいかないね」 「……どうしてもお前は引いちゃくれねぇんだな?」 新八をいつもとは違い、鈍くも確かにきらめく眼光で見る銀時

siversou
2025年1月1日読了時間: 4分
[i7]この世ならざるモノたちが見えるシンカイ
短いですがルーズリーフに半分を書き記されていたものをここに供養します。 (シンカイがこの世ならざるモノの姿を見聞きできる設定) 争いごとを好まず芸術を好む、自由気ままなシレーナの民たちは、サルディニアにとっては自慢であり、シレーナの王としては大切な守るべき民たちと言う認識だった。 そう、だった。過去形である。 その認識に変化が現れたのは、サルディニアがシンカイと出会ってからだ。 サルディニアが出会ったシンカイと名乗る義入試人は、不思議な男であった。 シンカイが有している能力も十分に不思議であったが、しかし、何よりもサルディニアが好んだシンカイの不思議なところは、その気質・性格である。 いや、サルディニアがシンカイの気質・性格だと思っていたところも、実はシンカイの有する能力の一部故であったことを知った時、サルディニアはシンカイの過去を思い、何を言えばよいのか分からず結局何も言えなかったほどだ。 シンカイはこの世ならざるモノたちの姿が見えている。声が、聞こえている。 彼が時折突拍子もない行動に出るのは、その為であったのだ。...

siversou
2024年12月27日読了時間: 2分
[NARUTO]ナルトが暗部でチート設定な小説メモ
はい、タイトル通り「ナルトが幼少期から火影直轄暗殺戦術特殊部隊所属でチートな設定の小説」を書きたくて考えたことある設定のメモです。 今思うともうちょいちゃんとありそうな設定で考えたいですよね。 恥ずかしい限りです。 が、せっかく学生の時の私が書き残していてこのまま捨てるのは勿体ないので供養します。 【登場人物】 主人公:ナルト (暗部所属でチートな力を身に着けているのを同期に隠している連載開始軸) 実父:波風ミナト(四代目火影で天才だがネーミングセンスだけは壊滅的) 実母:うずまきクシナ(チャクラ量と封印術はミナトをも凌ぐ人柱力前任者) 育ての親1:三代目火影猿飛ヒルゼン(修めた忍術の数は木ノ葉の里トップで未来への希望を捨てない里長) 育ての親2:暗部所属のはたけカカシ(自身に託された未来への希望として、ナルトを掛け替えのない存在と認識して見守るも、世界は厳しく、父と同じように里を救った英雄であるはずのナルトを追い詰め、それによって子供らしからぬ成長を見せるしかないナルトに、かつての自分を重ね合わせて見る) 【設定】 火の国木ノ葉隠れの里、四代

siversou
2024年12月1日読了時間: 4分
[銀魂]三つの交差(未)
三つの交差、の書きかけ 攘夷戦争も後半。 凡そ攘夷志士たちの戦況は劣勢であった。 天人の持つ“力”を恐れた幕府が、各地で国のためにと戦っていた侍たちを見捨て、白旗を上げて侍たちへ物資の供給を絶ったことが原因の一つである。 天人の出す理不尽な条約を恐怖からくる怯えでいとも容易く受け入れ、幕府の中でも上位の位にある者は、最低な奴でも己の保身を図るという目的の為だけに、元々同じ国の人間であるはずの侍たちの命を売った。 それにより、ただでさえ天人の持つ“力”の前で、次第に劣勢へと傾きかけていた攘夷戦争の戦況は一気に傾いたのだ。 天人は当時の地球では考えられもしない奇怪な武器を使い、侍たちはそれに戸惑い、大した抵抗もできないままに命を落としたものも多い。 体には傷を作り、その上幕府からの援助も望めぬままに腹を減らす一方。 次第に戦の場で命を落とす者よりも腹を減らして餓死する者の方が多くなっていった。 地獄……そう、その状況はまさしく地獄だった。 薬も底を尽き、汚染した武器傷はやがて膿む。 血に濡れた体を清めることもできなければ、満足に

siversou
2024年11月27日読了時間: 3分