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白 銀 の 戦 慄
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[DRRR]自由
出だし過ぎて何を書きたかったのか一切思い出せない静雄目線の書きかけ供養。 青い空、白い雲、小鳥は囀り羽をはばたかせる。 さぁ、飛ぶぞ飛ぶぞ。 小鳥たちは二、三羽でかたまり、お互いにそうやって主張し合うかのように羽ばたきを激しくさせていく。 そして次の瞬間には、俺の見上げる空へと小さな翼を広げた。 飛ぶ直前に翼を羽ばたかせる必要はないだろうに、さっきの小鳥たちは遊び仲間だったのかだろうか。 ──やっぱ、鳥はいいな 頭の後ろで腕を交差して、グダグダな日向ぼっこを満喫していた俺は、何の気もなしにそんなことを思った。 別に俺は鳥が好きなわけじゃねぇ。 まぁ、逆に嫌いなわけでもねぇけど。 ただあのノミ蟲と比べると、この世に生きる全ての生き物がマシに見える。 あのノミ蟲野郎、毎度毎度俺にちょっかいをかけてきやがって

siversou
2024年11月14日読了時間: 1分
[銀魂]討ち入り
土方さん、もしくは真選組主役で書こうとした残骸。 兄さんが死んだ。 ミツバが逝った。 伊藤を殺した。 仲間を守りきれなかった。 多くの者を殺した。 多くの者を失った。 だが、それでもアンタだけは、絶対に殺させやしねぇ…… 「……近藤さん、それはやめとけ」 真選組屯所のある一室。 土方は哀れな者でも見るような目で、近藤に言い放った。 「流石に今回ばかりは、近藤さん一人を囮なんて真似できねぇよ」 咥えていた煙草を手にとり、ゆっくりと口に含んだ煙を吐き出しながら、土方が近藤を見据えた。 「そうでさ。今回の獲物は結構数いるんですぜ? それを近藤さん一人で引きつけるなんて、無茶言うのも大概にしてくだせぇ」 首を左右に振りながら、馬鹿にしたような素振りで沖田は近藤を見て言う。 「しかしだなァ……そうでもしなきゃ他の奴らへの負担が」 「しかしもかかしもねぇよ近藤さん」 「そうそう。こういう時は土方さんにでも囮役を押し付ければいいんでさ……ついでにくたばれ土方」 「あぁ、総悟の言う通りだ。今回の件、囮役は俺が買って出よう……テメーがくたばれ

siversou
2024年11月1日読了時間: 3分
[銀魂]異三郎と銀時のやり取り
見巡組と万事屋たちの絡みが見たくて書きかけた小説の供養 「なぁ、まだつかねーの? 一体何時間車に乗ってればいいわけ?」 頬杖をつき、窓の外の景色を眺めながら問いかける銀時は、少しだけいつもとは違って見える。 「すみませんねぇ、後15分くらいですからもう少し待っていてください」 ピピピピ ピピピピ 「15分? まさかと思ってたが、もしかして俺らの向かってる行先って……」 訝し気に首を異三郎に向ける銀時。 「えぇ、ターミナルです」 ピピピピ ピピピピ 「さっきからピピピピうるさいんですけど?! オメーは何か? 携帯依存症ってやつか?」 形態を打ちながら返事を返した異三郎に対し、軽いイラ付きを覚える銀時だったが、異三郎はそんな銀時に臆することなく。 「まぁまぁ。落ち着いてください。イライラしている時には糖分を補給した方がいいですよ。どうです? いりますか、信女さんへの差し入れのドー」 銀時は異三郎が言い終わる前に差し出された何かを奪い取り、口に放り込んだ。 「え? なに? ドー……なに? その手に何か持ってんの? 俺の目には何も見えないんだ

siversou
2024年10月27日読了時間: 2分
[鬼灯]メモの詰め合わせ
メモ1 日本地獄で働いている獄卒には、良いことか悪いことか、ワーカーホリックが多い。 日本地獄勤務、閻魔大王付補佐官──鬼神鬼灯。 彼は大変優れた獄卒である。 あまりの忙しさに垂れ気味な上司の尻を、彼はその言葉のまんまに蹴手繰って「喝」を入れる。そして隙あらばサボろうとする上司を日夜目を光らせて監視。 自分は自分でその合間にキッチリと書類整理を終わらせるのだ。 書類整理だけが彼の仕事……と思っている輩ももしかしたら新人獄卒の中にはいるかもしれない。しかし、彼は書類整理以外の仕事にも尽力し、その力量は大半の者には周知の事実で、彼が「私も日頃の鬱憤を晴らしたいんですよ。亡者たちにはそのための犠牲に……」と言おうものなら背中に冷や汗、顔を青ざめさせて振るえるほどだ。 「日本獄卒足る者、目指すべきは鬼灯様だ」などと獄卒の中で語られるのもそんな彼ならむしろ当然のようにさえ思えてくる。 しかしだ、そんな彼──鬼灯にも一つだけ、一般獄卒たちに劣っているところがある。 『鬼神鬼灯は、純粋な鬼じゃない』 鬼灯は元はただの子供、人間だった。..

siversou
2024年10月1日読了時間: 3分
[鬼灯]神獣の二面性について
メモの上の方に一言「神獣の二面性について」ってあったので、きっと神獣の、白澤様の二面性について書きたかったんだなぁと。 (私は鬼灯の冷徹の中だと白澤様推しでありますので、わかるー、よみたーい、ってメモを書き起こしながら思いましたね) にしても、高校生の時から文章力全く上達してなくて、このメモ書き起こし作業は毎度辛いですね。もったいないので学生の時に書き散らかしていたメモたちは全部上げるつもりですけども、先が長く思えて仕方がない。 中国の神獣白澤、彼には秘密がある。 神獣と言う人知を超えた存在であるが故のその秘密は、今日に至る日まで仲間内である鳳凰、麒麟と、天帝以外に知られることはなかった。 女好きを自称している白澤としては出来うる限り隠し通していたかったのに。 ちょっとした油断が、まさか秘密を曝け出してしまう結果になろうとは。 白澤は禍々しい神気を滲ませながら、内から溢れ出てくる負の感情を感じて目の前の鬼に冷たい視線を投げた。 白澤の視線に、それを向けられた鬼は常とは見るからに違う白澤の雰囲気に──いや、その姿に首を傾けて不思議そう

siversou
2024年9月27日読了時間: 3分
[鬼灯]空腹にきく薬
鬼白もしくは未満で考えていた気がする設定の書きかけメモの供養。 鬼灯は孤児と言う理由で生贄と言う形で村人に命を失うこととなり、その恨みや復讐心と、近くを彷徨っていた火の玉たちとが融合し、新たな生命「鬼」として生まれなおした。 つまり、どれだけ鬼として好きなように生きていたとしても、鬼灯の命のきっかけで依り代なのは「恨み」や「復讐心」から。 一応かつての村人たちには嫌がらせと言う名の復讐を果たしているとは言え、それで鬼として形作られた魂が満たされるとは限らない。 ……的な発想から、理性的には満足しているはずなのに、今度も容赦なく思う存分村人たちに呵責を与えて自己を満たす……その字面通りの自己満足を続けていくつもりであるが、それとは別にどうやっても魂の根源となった「恨み」や「復讐心」といった負のエネルギーからは逃れられない。 そのことに鬼灯は気づいていながらも見て見ぬふりを続け、長く閻魔大王の補佐官として地獄に貢献し続けてきた。 そんなある日、ふと気づく。 同族嫌悪と認めたくはないが、どうにも気に食わない天国のスケコマシ神獣と同じ空間にいると、飢餓感

siversou
2024年9月14日読了時間: 4分
[銀魂]【無から】07.繰り返すの謎の行動
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】七話 た、食べた。 パクッとその小さな口を精一杯あけて もぐもぐと愛らしいその顔の表情を崩さず、口の中で饅頭をしっかりと噛締めゴクリ…という音と共にその噛締め味わった饅頭を喉の奥へと送り込む。...

siversou
2024年3月1日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】06.甘い匂い
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】六話 「あ、あれ男の子だよな?」 「え、男の娘の間違いだろアレ」 「いや、コレ小説だから分かったけど、男の娘はいくらなんでも酷くねぇか?」 「でもアレはどう見ても・・・・・・・」...

siversou
2024年2月27日読了時間: 4分
[銀魂]【無から】05.何時の世も
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】五話 巳の刻。 今で言う十時前後の頃。 松陽の声を合図に塾生達はそれぞれ自分の席に着く。 「おはようございます」 《おはようございます》 松陽は教室に入ってきて、まずは挨拶をする。...

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2024年2月14日読了時間: 4分
[銀魂]【無から】04.出会いの前に
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】四話 春の麗な日和。 長い長い休みを経て、松下村塾に集う塾生。 その中には、もはやお馴染の ―桂小太郎 ―高杉晋助 この二人の姿も見える。 「高杉」 「・・・・・・・・」...

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2024年2月1日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】03.印と誓い
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】 人とは愚かなものだ。 己の身のため、なんのいわれもない者を傷つける。 それが純粋なればこそ、より深く傷ついてしまうもの。 それにすら気付けぬほど、今の世は、人の世は哀れなものか。...

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2024年1月27日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】02.恥の理
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】二話 「・・・・・・・・・・・」 んー どうしたもんでしょうか・・・ 「・・・・・・・・・・・」 これはさすがに気まずいですねぇ 「・・・・・・・・・・・」...

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2024年1月14日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】01.引き導く温かさ
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】一話 野畑が広がるその景色 そこには 小さな白い影と、大きな黒い影が、二つ並んであった。 松陽は今、自分の隣を何も言う事無く歩いている小さな幼子を見下ろす。 まだ、年端もいってはいないだろう。...

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2024年1月1日読了時間: 2分
[銀魂]【無から】プロローグ
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】 あたり一面 地面に横たわる無数のものに埋め尽くされる それらからは 鼻を塞ぎたくなるほどの異臭が生まれ その上には それらを啄ばみ貪る生き物がいた この場を色に例えるならば 赤と黒...

siversou
2023年12月27日読了時間: 1分
[銀魂]【交差】03.道場にて
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【三つの交差】三話 まだそれなりに新しい木造建築。 まぁ、解りやすく一言で言えば、銀時達が今日一泊させてもらう事になった近藤の『道場』に、鈴虫の羽音が響きわたる。...

siversou
2023年12月14日読了時間: 3分
[銀魂]【交差】02.目的地まで
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【三つの交差】 「ほう、おぬし等は武士を目指しているのか」 前を行く二人が声高らかに話す。 「あぁ!こんな田舎だからそんな機会も中々に訪れはせんがなぁ。ガッハハハハハハハハ!」 一人はもう一人の話に興味を持ち。...

siversou
2023年12月1日読了時間: 3分
[銀魂]【交差】0.序章
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【三つの交差】 一つは過去・・・・・実際にあった出来事 【史実】 二つに現在・・・・・それぞれが抱いている思い 【思想】 最後は未来・・・・・これからの未来を憂う願い 【切望】 過去・現在・未来 ...

siversou
2023年11月14日読了時間: 1分
[銀魂]【逆行】11.普段地味な奴が何か変わった事をしても、地味だから誰にも気付いてもらえずに終わる
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【逆行の記憶】十一話 今まで色々とお世話になった旦那の過去を、俺は別に知ろうと思ったこともなかったし、これからも知る事は無いと思っていた。 けど、旦那が記憶喪失になったと聞いたから驚いて副長の部屋まで駆け込んだ。...

siversou
2023年11月1日読了時間: 2分
[銀魂]【逆行】10.空気が重くなっているときにその空気を壊してくれる人がいたらその人はそのクラスの救世主的存在
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【逆行の記憶】十話 ゴリラみたいな顔の男に見つめられ、銀時はその真剣な眼に一瞬だけたじろいだ。 が、相手は本当に自分の過去がどのようなものなのか興味があるようで、中々その視線をはずしてはくれない。...

siversou
2023年10月27日読了時間: 3分
[銀魂]【交差】01.出会い
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【三つの交差】一話 「銀時、今日の所はここらへんで休まんか?」 「へいへーい」 桂の言葉に、銀時は気の抜けた返事を返す。 天人を二手に分かれて倒しに出ると作戦立てた二人。...

siversou
2023年10月26日読了時間: 4分