top of page

​白 銀 の 戦 慄

シリーズライン.gif

[銀魂]二人の不死者のあらすじ2

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 2025年7月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月9日

私が【長編】で掲載している「万事屋よ永遠なれ」の補完話の地続きのif話、

【二人の不死者】について、友人に説明する際に書いた文です。

本作のあらすじは別にあるのですが、こちらはこちらで個人的にはあらすじとして良きなのでは?

と気に入ってしまった為、SSとして投稿し供養したいと思います。



魘魅銀時が死ぬ寸前、これでようやく世界の絶望が終わる。

世界を滅ぼす魔王を排除できる。

その事に安堵し、己の死の訪れに魘魅銀時は安らかに目を閉じた。


これで、全てがきれいに片付くはずだったのに。

世界は、終わらなかった。

瞼の向こうが眩く光った思った次の瞬間、魘魅銀時は既に、見知らぬ場所にいた。


それは遠い過去。

魘魅銀時の体内に巣食うナノマシンウィルスと、タイムマシンが妙な作用をし、魘魅銀時のみが、過去に飛ばされてしまったのだ。


銀時は絶望した。

しかし、前までは自分の意思でほとんど動かせなかったはずの体が動かせるようになっていた。

ある意味チャンスだ。今度こそ自分の手で全てを終わらせられるチャンス。

銀時は何度も何度も己に錫杖を突き立てる。

臓物をぶちまけ、鮮血飛び散らせ、四肢を引き裂いた。

だが終わらない。

痛みの苦しみは続くのに。安らぎの死は訪れない。

絶望は、終わらない。

慟哭する。世界を滅ぼす魔王は、この世に留まり続ける羽目となった。


これは、死ぬに死ねなくなった不死の魔王と、別の世界では地球を自分の意思で自分事滅ぼそうと考えていた、魔王となる不死の子供が出会い、生きていく物語。

最新記事

すべて表示
[銀魂]目も眩むほどの青[前編]

去年書いた梅雨に合わせたSS 少しSSと呼ぶには長いので前後編で分けしましょう。 加筆してまとまったらページにまとめて更新するかもしれません。 【目も眩むほどの青[前編]】  淀んだ雲の下、雨に降られる男が一人。  あてもなく、まるで何かに追われるように歩き続ける男は、色素の薄い長髪を背へ流していた。  男は緑深い山の中を行く。  ふと、そんな男の視界に、目が覚めるような青が過(よぎ)った。 「…

 
 
 
[銀魂]変わらない銀03

そろそろ早いですがタイトル回収です。 【変わらない銀03】  焦りよりも先に不審が先だった。  なぜ、こんなところにいるのか。  なぜ、気配をけす必要性があるのか。  なぜ────  尽きない疑念は目の前の子供自身にではなく、目の前で息を殺してこちらを伺っている子の、置かれた状況に対してだった。  だが、いつまでもこうして互いの出方を伺っているわけにもいかない。  高杉は考えるのを止め、肩にかけて

 
 
 
[銀魂]変わらない銀02

前回の続きSS 【変わらない銀02】  元の色より大分色褪せたように見える、色素の薄くなった水色のゴミ箱の先。  路地裏を彩る装飾品の一つになっている室外機の奥に、その子供はいた。  今の季節は春。  高杉が二年生に上がり、昔馴染みとの再会を一段落させ、一部再開できなかった既知のことを諦念したのが、一週間ほど前のこと。  しかし、高杉が見つけた子供の姿は、季節に合っていない厚い生地の衣服を地面に敷

 
 
 

コメント


bottom of page