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​白 銀 の 戦 慄

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【銀魂】加湿器

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 4 時間前
  • 読了時間: 3分

11月ってなんだろ、11月にあげれそうなSS何を書こうと瞑想していた時に、私パッと思いつきました。

11月前後には乾燥もひどくなって加湿器を導入し始めるだろう!!万事屋にはまだなかった(少なくとも作中には登場していない)ので、それならばそれで書こう!!

と思いついたネタのメモ。

(普通に面白いと思ったネタなので、機会があれば普通に短編として書きたいな、と。機会があれば)。



 秋でもなく、かといって完全な冬かと気かれると、冬ほど酷い雪が降ったりするわけではないため、冬と言えば冬だが、果たして完全武装の冬かどうかと問われると一度逡巡せざるを得ない月。

 それが、十一月。

 そして、雪の代わりに一足先に訪れるもの。

 それは乾燥だ。

 そう、十一月を迎えると、途端に乾燥が酷くなる。

 寝て起きるだけで喉はカラカラになるし、そのせいで風邪を引きやすくもなる。

 では、そんな時人はどうするのか。

 答えは……




「加湿器だぁ? んで、そんなものどうして万事屋(ウチ)に?」

 その日万事屋に訪れたのは、リサイクルショップ地球防衛基地が店主、十徳の娘だった。


「聞いたところによると、アンタたち、毎年冬は風邪を引いて大変らしいじゃないか」

「聞いたところって、んな話どこから仕入れてくんだよ」

「たしか、桂って名乗ってたわね。世間様でも有名人な人間とアンタが知己だったのには驚いたよ」

「ヅラか」

「その反応、知己だってヤツの話に嘘はないようだね」

「それで、なんで加湿器(それ)を万事屋(ウチ)に?」

「先月、ウチに売られてきたのさ。それがあれば、アンタらも風邪を引きにくくなるだろうさ」

「そっちから持ってきたってことは、当然タダなんだよな?」

「本当なら少しくらい貰いたいところだけどね。アンタにはなんだかんだと世話になったからね。これは少し早いけど、あたしから万事屋へのクリスマスプレゼントってことにしといてやるよ」

「そういうことならありがたく貰ってやるよ」

「フフッ、相変わらずだね上様。それじゃあね」




「……という経緯があって、うちにもついに、この加湿器が導入されたってわけだ」

「その店主さんのお店って、銀さんがたまに変なモノ貰ってくるお店じゃなかったでしたっけ?」

「炬燵事件は今でも記憶に新しいアル」

「あの後、どうやって戻ってこれたのか記憶にないもんね……」

「謎アルよ」


といった書き出しから、まぁ例によって例のごとく、変な機能が付いた加湿器を中心に回る話が書きたい。

とりあえず加湿器と言えばアロマが最近のとれんど?らしいじゃねーかってことで甘いにおい勝手に足したり、それに新八はそのアロマ昨日あるやつなのか聞いたり、そもそもイチゴ牛乳入れるのは壊れるし飲んだ方がいいでしょ、それもそうだってやり取りしたり、暫く「加湿」してみたら、変な歌が聞こえて「加湿器」が「歌詞付き」でつまり歌までオフ昨日なく勝手に流れ始めたり、みたいな想像までした。

なにそれ読みたい。

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