2018年に夢で見たやつの覚え書き
とある火山島の都町に訪れていたサトシたち(ハルカ、マサト、タケシ)一行。
その島で海を楽しみ、火山の登頂を楽しみ、串肉やジェラート、フルーツなんかを堪能して一日を終える。
そんな夜
──逃げて…
サトシはそんな誰かの声が聞こえた気がして、夜中に目を覚ました。
気になってベッドを起き出し、夜景の綺麗な窓辺から町の景色を見るが、特に異変はない。
ぴーかぁ…?
眠そうに顔をもたげるピカチュウに、サトシは気のせいだと思って再び眠りにつく。
二日目はちょっとした広場で急遽飛び入りでポケモンバトルトーナメント。
オオスバメ、ピカチュウ、ジュプトルのメンバーで挑み、見事優勝するサトシ。
商品は、その島に伝わるという火山島の守り神、ラクシアというポケモンを象ったガラス作りの推奨。
サトシがそれを受け取った時、大きな地震と共にこの島に来て初めての地震が。
この島では二日にいっぺんの地震が当たり前だったが、今回の地震はいつもよりも大きかったらしく、住民たちが珍しいな…などとざわつく。
しかし、ま、こんな日もあるだろとその場はその程度の騒ぎで収まった。
ロケット団一行はここで何故か知らんが火山近くの海辺へと打ち上げられて島に上陸。
そんなこんなでなんか映画みたいな日常パートや伏線を回収しつつ、ラスト。 火山が大噴火。
この島が噴火に呑まれようとしていた。
ラクシアという守り神のポケモンが弱っていたのを助けていたサトシたち一行だったが、数百年に一度の代替わりだからこれは変えられようのない結果なのだと、そのままそのラクシアというポケモンは引きを引き取る。
ラクシアの代替わりは自分のクローンみたいな存在を産み出してのことらしく、その度にこの島の火山は一度大噴火し、面積を増やしていっていたのだとラクシアは目を閉ざす前にいっていた。
暫くしたらまたこの島も人が生活できるようになる。
でも、その前にみんなは早く、この島から逃げて…と。
サトシたちは涙をこらえ、急いでその島から出ることにした。
しかし、既にその島のほとんどの住民は火山の動きを察知し、逃げていた。
残っていたのはサトシたちとロケット団、あとは逃げ遅れた数名の人たち。
急いで最後の脱出用の船に向かっていたサトシたちだったが、噴火の流れが山の形が変わったことによって変移し、船のとまる場所を潰す。
まだ船のところに行けていなかった、ビーチあたりにいたロケット団たちや他の残された人たち、サトシたちはそれを見て固まる。
(サ)そ、そんな…
(ハ)船が…!!
(マ)ほ、他の脱出方法を考えなきゃ…
(タ)……落ち着こう。まずは火山から少しでも離れよう。
(皆)うん、と頷く。
その後みんな合流したサトシたち、ロケット団たち、その他の住民たちだったが、時間は残されていなさそうだった。
みんな水ポケモンや背にのってとべるひこうポケモンも持っておらず。
絶体絶命のピンチ。
絶望にのまれそうになったその場の雰囲気に、ムサシがキレた。
あ、諦めじゃないわよ!! 私はまだ、こんなところで死ぬ気なんて更々ないんだからね!! あんたたちも!!
(コジロウニャース)えっ!? ニャッ!?
いつまでそんなつまんない顔してんのよ!!私たちの明日は……明るいんじゃなかったの!?!!
拳を震わせて、それでも明るく、強く、そう言ったムサシに二人の目にも強い光が灯る。
そうだったな。
ニャーたちまでじゃりんこたちに合わせて暗くなる必要にゃんて、別ににゃかったのにゃ!!
そうよ!私たちはロケット団!!未来は私たちの手で切り開くのよ!!!
割愛して
コジロウとニャースが脱出用(とは思えないデカさと強度)の飛行邸みたいなのを作り、みんな一致団結。
ムサシは陣頭指揮をとり、サトシたち男手にはコジロウたちの補助を。
他の女子供には暫く私たちが食べていける食べ物を集めるだけ集めてくるのよ!!
と指示。
最後は溶岩に囲まれつつもギリギリのところで脱出成功。
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