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​白 銀 の 戦 慄

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[銀魂]バレンタイン

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 2022年2月14日
  • 読了時間: 1分

「フンフンフ~ン フンフンフ~ン♪」

「…………………………」

「…………………………」

「フフンッフフ~ン フンッフンフ~ン」

「……………………なー、ぱっつぁんよぉ」

「………………なんですか」

「今日ってさぁ……“あの日”、だよなぁ?」

「えぇ、銀さんが色んな意味で泣いて喜ぶ“あの日”ですよ」

「確かに“あの日”で、間違いないんだよなぁ?」

「えぇ、今日は確かに“あの日”の筈ですよ」

「…………………………」

「…………………………」

「………………なら、なんでアイツはあんなに上機嫌なんだよ」

「そんなの、僕の方が聞きたいくらいですよ」

「…………………………」

「…………………………」

「フンッフッフッフ~ン フンッフッフッフ~ン フッフッフッフフ~ン♪」

「オイオイ、上機嫌の散歩もとうとう坂道、トンネルにまで到達しちまったぞ。本当に今日は“あの日”なんだよな? なんか俺、いや~な予感しかしねーんだけど」

「奇遇ですね、僕もですよ銀さん。今朝起きた時に見た姉上のあの笑顔……今思えば何か含みある笑顔だったような気が…………」

「…………………………」

「…………………………」

「フッフフッフフン フンフンフンフン~♪」

「……銀さん」

「…………あぁ?」

「今日これから起きるであろう事、深く考えないようにしましょう」

「そう、だな――――――――」


***************


「銀ちゃん達、このチョコ上げたらきっと喜んでくれるネ。

 スペースウーマンが宇宙運送で送ってくれた、このチェリー大佐で作ったチョコ……

 こんなのそうそうにお目に掛かれるものじゃないアルからナ!」

「…………(ぞぞっ)」

「…………(ぞぞっ)」

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