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​白 銀 の 戦 慄

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  • 執筆者の写真siversou

[銀魂]万事屋のエンゼル係数から察する収入考察、ついでにシャンプーについて

更新日:2022年9月29日

アニメ(オリジナル)【銀魂】164話Aパート

「松茸のお吸い物ってアレ ホンモノよりうまいよね」

1:52

神楽「育ち盛りの娘に、三日も一升以上飯を食べさせないってどういうことアル? なんでこんなに仕事がないアル。銀ちゃんが毎日仕事してれば、こんなヒモジイ思いしなくて済んだネ。今から出かけて仕事とってくるアル。仕事とってくるまで家に一歩も入れないアル!」


というセリフがある。

これから考えるに、神楽の胃袋的に三日で米一升(十合)未満がヒモジイ食生活。

一日におおよそ三合ちょっと。

一日三食、一食一合ちょっとは量的には少ない部類なのだろう。



単行本【銀魂】1巻、第三訓

「ジャンプは時々土曜に出るから気を付けろ」

アニメ【銀魂】4話

「ジャンプは時々土曜に出るから気を付けろ」

この回で、最後の方に万事屋メンバー入りした神楽の脅威の食欲にゲッソリする銀時と新八、というシーンがあり、ここでスナックお登勢の炊飯器の米を平らげる描写が確認できる。

時間帯はおそらくスナックお登勢が開店する前。つまり、炊飯器いっぱいに米が炊かれていたと思われる。それをすべて平らげていた。

業務用炊飯器には二合炊きのものなどもあるが、上記で描かれている炊飯器の大きさを見る限り、一升炊き前後のサイズ感であったため、最低五合~十合。

この程度では神楽の胃袋では物足りないのだろう。



単行本【銀魂】27巻、第二百三十七訓

「寝る子は育つ」

アニメ【銀魂】153話

「寝る子は育つ」

上記の回では、万事屋の炊飯器が何合炊きのものかは不明であるものの、それをすべて平らげ、腹をならすほどの空腹から腹を膨れさせている描写がある。

スナックお登勢で炊飯器を空にしていた際には、腹が膨れるどころかおかわりを要求していた為、万事屋の炊飯器は最低でも一升炊き以上のものだろうと推測できる。

また、確かにヒモジイ食生活がしばらく続き、パンを置かずにご飯を食べることもあったりしたが、「寝る子は育つ」回から分かるように、日常的には比較的余裕のある米を常備している可能性が高い。

冷蔵庫にイチゴ牛乳やプリンが入っていることも珍しくなさそうなので、それだけでも万事屋の収入が決して少ないわけではないのが察せられる。


万事屋メンバーの体形が、著しく痩せこけていたことも、実はこれまでにない。

逆に下記

単行本【銀魂】18巻、第百五十六訓

「やせたいなら動け」

アニメ【銀魂】91話

「やせたいなら動け 食べるな」

この回で神楽は随分とふくよかな体形になっていた。

これから分かるのが、いくら戦闘傭兵部族「夜兎」とは言え、常に戦闘に適した体形を維持するわけではない、ということ。

それなのにガリガリ姿が作中で一度も見られなかったということは、本当にヒモジイ日は滅多になく、基本的には食事が出せていた、ということである。


ここから、万事屋の米の量だけでも最低(神楽のみで考えたうえ)で

三日で一升(10合)、一月─三十日に十升(100合)。

安いお米を買っていたとしても、最低額2000~2500円とし

2000×10=20000

おかずは含めずに考えて神楽だけにかかる月の食費が最低で二万円にまでのぼる。

腹が多少満たされる程度で考えた場合、一日一升だと仮定してみると

2000×30=60000


ヒモジイ日が毎日でないとこれまでの考察から察せられるため、万事屋の米にかかる食費だけで、おそらく60000円前後と考えるのが妥当ではなかろうか。



これに定春の食費についても考えてみよう。

大型犬用のドッグフードは、安くて10キロ3000円前後。

定春の食事風景は何度か描写されていたが、毎度ペットフード皿に山とドッグフードが盛られていた為、一食最低1キロと仮定しよう。

一食1キロであるなら、一日で3キロ。

十日で3袋消費。

一月─三十日で9袋。

3000×9=27000

基本的に定春の月の食費が二万七千円はかかっていると思われる。

ヒモジイ日は定春のドッグフードを万事屋のメンバーで分ける、という究極の食事をとっていることもあったが、定春もガリガリになっていたことはないので、平均的にはこのくらいの食費が定春にはかかっているのではなかろうか。


神楽、定春の妥当と思われる食費最低額が、月に約九万。

これに銀時の食費、嗜好品代。

時折大けがをして入院することでかかる入院費、治療費。

また、万が一何かあった時のためにと貯金しているであろうことも考えると、万事屋が決して儲かっていないわけではないことが分かるだろう。


何かあった時のための貯金に関しては

単行本【銀魂】46巻、第四百訓

「ドッグフードは見た目より味がうすい」

アニメ【銀魂】165話

「ドッグフードは見た目より味がうすい」

上記回で定春と子犬に食べさせる魚と薬を、毎日購入するだけのお金があったり

(↑では収支的には依頼料で相殺されたらしい)



単行本【銀魂】47巻、第四百十八訓

「鏡は美も醜もありのまま映し出す」

アニメ【銀魂】270話Aパート

「鏡は美も醜もありのまま映し出す」


上記では、シャンプーを買う金として千円を渡し、「小遣いやるから」という言葉まで口にしている。

千円を渡している描写はアニメのみで、原作では吹き出しでいくら渡していたのかは分からない形になっていたが、アニメでサラッと千円を神楽に手渡し、そのお釣りを小遣いとしてあげる、という言葉がサラッと出る程度には懐は潤っているのは確実だ。

五百円ではなく、千円を渡してそのお釣りを小遣いとしてあげるんでっせ?

自分がわりとお金の余裕があまりない家庭だった為、小遣いを貰えるというだけでも凄い贅沢なことで、それが五百円前後ってだけでとんでもなくリッチに見える。

そんな余裕があるとか、マジパネェっすよ銀時様。

神楽ちゃんのこと愛してんなぁって、なんか微笑ましくなる。


ついでの情報として記載しておくと、上記の回で銀時様の髪からは「椿」の香りがすることが判明。

なお、原作では「椿」表記、アニメでは「椿木」表記。

神楽ちゃんの髪は「ヴィダルサスーン」の香り。

神楽ちゃんは原作では「ビィダルサスーン」、アニメでは「ビィダルハフーン」


桂の使用シャンプーを推測すると、紅桜編で岡田似蔵「しかし桂ってのは本当に男かィ? このなめらかな髪…まるで女のような…」という発言があり

アニメ(オリジナル小話)【銀魂】156話

「屋台に入るには微妙に勇気がいる」

の前半にある、キャラのセリフが音声で入っていないサイレントショートアニメーションで、ヅラがエリザベスにシャンプーのお使いを頼み、エリザベスはシャンプーとリンスを間違えて買ってきてしまう、という話がある。

ここからおそらく、シャンプーとリンスのパッケージに大きな違いがないものなのではないか、という推測ができる。

シャンプーとリンスがあり、かつパッケージの似た種類のもの……自分はあまりそこらへんの種類に詳しいわけではないのだが、もしシャンプーに詳しい方がいらっしゃり、ヅラの使用シャンプーに見当がついた場合は、是非とも教えていただきたい。

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