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​白 銀 の 戦 慄

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[銀魂]少年の明るくない日常

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 2022年5月27日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年9月29日

 光の差し込まない暗い部屋で、まだ十にも満たない少年は薄く目を開けた。

 自分は本当に不幸なやつだ。ただ漠然とだがそんなことを思う。

 少し身動ぎをするだけでジャラリと音を立てる鉄の蛇に、少年は呆れの混じった溜息をついて頭を振る。

 頭を振る振動でも蛇はジャラジャラと唸ったが、それも少年が動きを止めれば止んだ。

 少年はまた蛇を見遣り、ゆるゆると込み上げてきた睡魔に大きな欠伸を漏らす。

 膝を抱えて大きな口を開けた少年は、傍から見れば間抜けにも映るが、今この場には少年しかいない。

 これ幸いと、少年は目に涙を浮かべるほど大口を開けて、込み上げてきた睡魔を口から外へと押し出した。

 開いた口を閉じれば先程まで少年の内で燻っていた眠気は霧散し、次に襲い来るのはどうしようもない空腹感。

 腹へ手を当てれば、腹の虫がか細い声を上げた。

 闇に覆われた天井を見て、少年は今日から数日間のことを考える。

「……今日は外に出る日か」



普段は鎖に繋がれて幽閉されている子供の日常には、定期的に外へ出て暴力を与えられる数日間がある的なストーリーを考えていたきがする。

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