top of page

​白 銀 の 戦 慄

シリーズライン.gif

[銀魂]片苛(へんか)

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 2023年4月12日
  • 読了時間: 1分

辺りが暗闇に染まる


全てを飲み込もうとする


無限の彼方に持っていかれる



悲しみも


絶望も


憎しみも



そして・・・・・・・・・


それらが全て包み込まれた時


辺りは真っ赤な鮮血に染まる



鈍い光で輝くそれ


それは刀か


それは色か



それもともに赤く染まる


それは身か


それは眼か



さすれば黒く染まる


それは血か


それは心か



全てがそれに飲み込まれた時


鬼は夜叉と化し


新たな犠牲を下に


新たな者を守り抜こうと駆ける



気が付けば周りは


屍という名の仲間で


埋め尽くされていた・・・・・・・・・・・・






以上、【夢(おのれ)の中に眠るは・・・】計11本でした。

続きは更新することなく、途中で更新力尽きて終わってますね。

今更当時のオチを思い出せるわけもないので、ここでこの駄作はおしまいです。

最新記事

すべて表示
【銀魂】墓標での誓い

冬になると思い出す。  足先が冷たさを忘れて、感覚がおかしくなったのか、熱を持ったように錯覚するほどの、寒い雪の日。  その日も、いつものように当てもなく練り歩いて、体を休ませる場所として選んだのは墓地だった。  雪の降る日だ。滅多なことじゃ人は来ないだろうと、そう踏んで顔も知らない奴の墓石を背もたれ代わりに、休ませてもらっていた。  だが、人が来ないと思って背を借りていたその墓石の主は、よっぽど

 
 
 
【銀魂】湯たんぽ

「銀ちゃん、あれ、なにアルか」 「あれ? あー、あれは古き良き日本の伝統暖房器具、その名も“ゆたんぽ”だ」 「湯たんぽ? なんか美味しそうな名前アルな」 「食いもんじゃねーぞ」 「じゃあどうやってつかうアルか」 「俺も実際に使ったことないから知らね」 「使えない天パアルな」 「んだとこのガキ。全国の天然パーマさんに喧嘩売ってんのか」 「喧嘩売ったのは銀ちゃんにだけアル」 「ちょっとちょっと、こんな

 
 
 
【銀魂】加湿器

11月ってなんだろ、11月にあげれそうなSS何を書こうと瞑想していた時に、私パッと思いつきました。 11月前後には乾燥もひどくなって加湿器を導入し始めるだろう!!万事屋にはまだなかった(少なくとも作中には登場していない)ので、それならばそれで書こう!! と思いついたネタのメモ。 (普通に面白いと思ったネタなので、機会があれば普通に短編として書きたいな、と。機会があれば)。  秋でもなく、かといって

 
 
 

コメント


bottom of page