光りの次に現れたのは
今では忘れていたあの光景
-------------------これは
銀時の眼に移ったのは
血まみれの屍・・・・
辺りはその屍の血によって
赤く染め上げられていた
その中に一人
蹲うずくまる様にして存在いたのは
銀髪を赤髪に変え
その手を血に濡らし
小さく震えている鬼
その鬼は小さく震えている
周りにあるものを見て
怯えている訳ではない
それでも
その体は小刻みに震えている
-------------------なんで
目の前の光景を見て口を開いた銀時
けれど
二の句を言う前に口を開いたのは
目の前にいる鬼だった
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