はい、毎月恒例の過去に書き殴った小説のなりかけメモ供養の日です。
何が書きたかったのか全く思い出せませんので、各々勝手に想像くださいな。
ワシも自分でこれ実はこんな流れを想像してたんでは……ってなったら、ちゃんとした形にするかもしれません。
ぐるるる ぐるるる きゅるるる きゅるるる
なんとも珍妙な音が鳴り響くここは
『スナックお登勢』の上に店を構えている『万事屋銀ちゃん』。
幾重にも折り重なるようにして紡がれる珍妙な旋律は、聞いていてとても気分の良いものではない。
しかし、、この不協和音にも似た音の真っ只中にいる彼らは、その音を止めようとすることもせず、また、止める術も持ってはいなかった。
「ぎんちゃ〜ん。お腹が減ったアル……ヒモジイよォ〜……」
ソファに突伏して最初に口を開いたのは明るい赤系統の髪色を持つ少女。
自称、歌舞伎町の女王──神楽。
声を上げるため、僅かに持ち上げられたその顔には、くっきりと色濃い隈が浮かび上がっていた。
「だまれ、しゃべるな。無駄な体力を消費するな神楽」
そして次に口を開いたのは、これまたくっきりと目の下に隈を浮かび上がらせいる、一応はこの小説の原作主人公。
自称糖分王──坂田銀時。
二人は上から下、その全てを投げ売っている。
向きは違えど、ソファにその重たい体を横たえていた。
一方はうつ伏せに、一方は仰向けで。
銀魂の日常回を、漫画ではなく小説でたくさん読みたいって、定期的になりますよね。
いくらでも銀魂の日常回は見たいんですよ。
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