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​白 銀 の 戦 慄

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[NARUTO]旧第七班逆行人生5-1

執筆者の写真: siversou
siversou
7月1日
読了時間: 2分

TEXT『琉叶長編』にて連載中

【旧第七班は逆行人生】のつづきです。



「お待たせしました。ごゆっくり~」

 茶屋の給仕が最後の注文を提供し終え、暖簾の奥へと消えていくのを横目に確認したカワラは、店先に一つだけ置かれた椅子に座っている子供たちに声をかけた。


「さぁ、遠慮なくどうぞ。私たちの班結成祝いです」


 木ノ葉の里でも古くから親しまれている甘味処。

 『甘栗甘』

 ここは、店主こだわりの甘栗をふんだんに使用した栗羊羹がイチオシ商品ではあるが、その他にも「甘味と言えば」な定番メニューも取り扱っており、班員各位はそれぞれ別の品を注文していた。

 タンボはあんみつ、ダンチはぜんざい、カカシは栗羊羹だ。カワラは甘味ではなくお抹茶を注文し、両手に持っている。

 ダンチは給仕から手渡されたぜんざいを見て、破顔一笑。

 

「やっりぃ!! ボク、カワラ先生のこういう腹が太いところ、大っ好き!!」

「ダンチ君……君が言うと、別の意味に聞こえてしまうんですよね、その言い回し」

「太っ腹って言えるくせに、わざとそっちの言い回ししてるの、アタシ、性格悪いと思うよダンチ」

「な、なんでだよ!! 普段おちょくられてんだから、このくらいの意趣返しは許されてもいいだろ?! なぁ、カカシもそう思うよな?!」

「オレはまだカワラ先生のことよく知らないから」

「そうよ、アタシたちみんな、カカシ君とは今日が初対面なんだよ。そこで同意を求められても、カカシ君困っちゃうじゃない」

「いやでも、カカシならさっきの演習でカワラ先生の性格とか意地の悪さとか分かっててもおかしくないだろ?」

「それは……」


 タンボはダンチの言葉へ咄嗟に否定を返そうとして、つい先ほどまで置かれていた自分の状況を思い出し、言葉を詰まらせた。

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