[NARUTO]旧第七班逆行人生5-4
- siversou

- 4 日前
- 読了時間: 2分
TEXT『琉叶長編』にて連載中
【旧第七班は逆行人生】のつづきです。
残念がるタンボと悔しがるダンチを煽るように、ニコニコ笑顔でカワラは抹茶を啜る。
それを聞いて更に落ち込む二人を、カワラは楽しそうに見た。
カカシはカカシで、自身の顔を真正面からこうやって褒められることが少なかった為、少し気恥ずかしい気持ちに襲われる。
「……ドーモ」
「ふふっ、そういうところは普通の子供とそう変わりませんね」
カワラの発言にギクリとしないでもなかったが、カカシはそれを臆面にも出さずに「そりゃ、子供ですから」と返した。その返しが子供らしくないと言えるのだが、カワラは敢えてそこには触れず、続ける。
「今日の演習で見せた土遁は素晴らしい展開速度でした。カカシ君の得意忍術は土遁なんですか?」
「いえ、そういうわけじゃ」
「えぇ?! あれだけすげー忍術使えるのに違うのかよ?! ボクてっきりカカシの得意忍術は土遁なのかと」
「うそぉ、アタシもそう思ってたのに。忍術発動までの時間も早かったし、あれって絶対強度も下忍レベル超えてたでしょ」
班員二人の反応も仕方ない。なんせカカシの忍術の技量は、未来の六代目火影レベルなのだから。
しかしそれを口にできるわけも、するつもりもないカカシは素知らぬ顔で応えるしかない。
「どうだろ。あれが下忍レベルを超えてたかどうかは分からないケド、オレ、特に得意忍術とかないよ」
「そうなの?!」
「へー、意外だな。じゃあ、よく使う術はあるのか?」
「よく使う術?」
聞かれたカカシは、そこで一度考え込む素振りを見せた。
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