top of page

​白 銀 の 戦 慄

シリーズライン.gif

[NARUTO]旧第七班逆行人生5-6

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

TEXT『琉叶長編』にて連載中

旧第七班は逆行人生】のつづきです。



「そうですね。せっかくですし、今日は班結成祝いをしたらこのまま解散のつもりでいましたが、君たちさえよければ、この後三人の連携を深めるために、スリーマンセルの訓練でもしますか? 任務を受ける前に、それぞれの技量を把握しておくことも大切ですから」

「カワラ先生……それって、先生が指導しながら練習を見てくれるってことか?!」


 カワラの発言に目を輝かせていの一番に食いついたのはダンチだった。

 普段はのらりくらりとして、ダンチがどれだけ修行をつけてくれとお願いしても躱していくことの多いカワラからの提案だ。飛びつかないわけがない。


「えぇ。普段ならば『忍たるもの、己で考え、己で行動指針を決めるべし』を信条とし、修行もその一環として君たち自身に放任する主義ですが──」


 カワラの言葉を聞きながら「そんな主義だったんだ……」「単に面倒くさいだけかと思ってたぜ」「アタシも」と、ひそひそする二人を華麗に流しながら、カワラは笑って続ける。


「私たちはカカシ君の実力を知り合ったばかりでまだ把握できてませんし、逆もまた然り。これではいざという時に、とれる連携もとれなくなるというもの。その為にも『誰が・どこまで・何ができて・それに応じて各員がどう動けるか』というのは、知っておかなければならない情報です。どうですか?」


 三人の反応を窺うカワラの視線に、ダンチとタンボはそれぞれ顔を見合わせ、カカシを見た。

 二人して自分を見つめてくる懐かしい班員の姿に、カカシは胸に込み上げてくるものを感じて、頬が緩むのを感じる。


「えぇ、お願いします」



*****

最新記事

すべて表示
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-7

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。  第3演習場は、下忍が最も使用している演習場と言ってもいい。  担当上忍監督下での演習で、使用される回数が最も多いためだ。  此度の演習もカワラが言い出しっぺであることから、演習場所として第3演習場が選ばれた。  まぁ、表向きな理由は上記の通りだが、その実、カワラが設置した罠や的の後片付けである。  カワラが快くスリーマンセルで

 
 
 
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-5

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。  未来で多用していた術も、まだこの時代にきて試していないものも多いし、まだアカデミーを卒業して数日。そんな短い期間で多用した術なんて、そこが知れている。  当時のことを思い出してみても、そこまで偏って多用していた忍術はなかったように思う。  普段の修行にしたって、基礎能力向上を目的としたものが多く、忍術の練習よりもそちらを優先し

 
 
 
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-4

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。  残念がるタンボと悔しがるダンチを煽るように、ニコニコ笑顔でカワラは抹茶を啜る。  それを聞いて更に落ち込む二人を、カワラは楽しそうに見た。  カカシはカカシで、自身の顔を真正面からこうやって褒められることが少なかった為、少し気恥ずかしい気持ちに襲われる。 「……ドーモ」 「ふふっ、そういうところは普通の子供とそう変わりませんね

 
 
 

コメント


bottom of page