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​白 銀 の 戦 慄

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[NARUTO]旧第七班逆行人生5-7

執筆者の写真: siversou
siversou
9月1日
読了時間: 2分

TEXT『琉叶長編』にて連載中

【旧第七班は逆行人生】のつづきです。



 第3演習場は、下忍が最も使用している演習場と言ってもいい。

 担当上忍監督下での演習で、使用される回数が最も多いためだ。

 此度の演習もカワラが言い出しっぺであることから、演習場所として第3演習場が選ばれた。

 まぁ、表向きな理由は上記の通りだが、その実、カワラが設置した罠や的の後片付けである。

 カワラが快くスリーマンセルでの演習を呼び掛けたのは、(これの人手確保が目的じゃ……)と思わないでもなかったが、自分たちの後始末でもある為、三人は先生らしいと思いながらも、唯々諾々と後始末を命じられたことに従った。




*****



 小さな影が一定距離を保ちながら、三竦み状態を維持して森の中を疾走する。

 各人が相手の隙を窺いつつ、小石に足を取られたり枝に体を引掛けることなく、目的の場所を目指していた。

 戦いの火蓋が切られる場所として、今回カワラに指定されたのは、第3演習場の丁度真ん中あたりに位置する、小川の傍の広場。

 ただし、その場所への移動仮定も含めて演習とし


「忍者たるもの、敵の隙を見つけたならば突くべし」


 とカワラに指定されてしまった為、下忍の三人は三竦み状態で睨み合いながら森の中を駆けることとなった。

 広場への移動間、時折三竦み状態が崩れ、誰かがクナイを投げ飛ばせばそれを躱し、弾き、跳躍し、また三竦みに戻りながら森を走り抜ける状態が続いていた。

 しかし、五度目の攻防が過ぎたあたりで、三竦みの内の一人が声を張り上げた。


「なんでボクばかり狙うんだよタンボ!!」

「仕方ないでしょ、カカシ君に隙が見えないんだから! ダンチだって、隙が見えないカカシ君にクナイ投げるのやめてよね。全部こっちにとばされてるんだから!」

「だってタンボにばかり投げるのは贔屓みたいだろ!!」

「だからって考えなしは悪手だって!」

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