top of page

​白 銀 の 戦 慄

シリーズライン.gif

[銀魂]囲った太陽

執筆者の写真: siversou
siversou
4月27日
読了時間: 2分

新銀魂-吉原大炎上-が終わってしまう月ということで、今月は吉原月間とし、吉原関連のSSを中心に投稿させていただきました。

きちんとした短編として書き切る余裕と体力がない我が身を呪いながらも、今月のSSはこちらで最後となります。

(毎度のことながら)



タダの生意気な小童。

初めはそう思っていた。

しかしその目、有り様はあの憎き太陽をどこか彷彿とさせた。

似ている。血はつながっていないハズなのに、日輪(アレ)と。

止めろ、その目を。

気に食わん。気に食わん目だ。


太陽は引きずりおろさねばならん。

手に届く太陽──日輪を、この手に。

地に引きずり下ろし、ワシの手の届く範囲に閉じ込めるために。



ある日、この吉原で遊女が子を産んだという報が届いた。

その行く末は死でしかないのは周知の事実。

だと言うのに、複数人もの遊女たちが身籠った遊女を隠し立てし、赤子を取り上げたというのだ。

そこには、あの日輪も名を連ねていた。

この吉原でそうすることの意味が分からぬ女ではない。

その上でそれを成したということは、奴にとってその赤子は、まさに希望に等しいということなのだろう。

己の身を引き換えにしても守りたい希望。

そして、希望を繋ぐために日輪は、地上へと出たという。


させぬ。

決して逃がしはせぬ。

生まれたての赤子のことなど、どうでもいい。

だが、奴だけはここから逃さぬ。

最新記事

すべて表示
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-7

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。  第3演習場は、下忍が最も使用している演習場と言ってもいい。  担当上忍監督下での演習で、使用される回数が最も多いためだ。  此度の演習もカワラが言い出しっぺであることから、演習場所として第3演習場が選ばれた。  まぁ、表向きな理由は上記の通りだが、その実、カワラが設置した罠や的の後片付けである。  カワラが快くスリーマンセルで

 
 
 
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-6

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。 「そうですね。せっかくですし、今日は班結成祝いをしたらこのまま解散のつもりでいましたが、君たちさえよければ、この後三人の連携を深めるために、スリーマンセルの訓練でもしますか? 任務を受ける前に、それぞれの技量を把握しておくことも大切ですから」 「カワラ先生……それって、先生が指導しながら練習を見てくれるってことか?!」  カワラ

 
 
 
[NARUTO]旧第七班逆行人生5-5

TEXT『琉叶長編』にて連載中 【旧第七班は逆行人生】のつづきです。  未来で多用していた術も、まだこの時代にきて試していないものも多いし、まだアカデミーを卒業して数日。そんな短い期間で多用した術なんて、そこが知れている。  当時のことを思い出してみても、そこまで偏って多用していた忍術はなかったように思う。  普段の修行にしたって、基礎能力向上を目的としたものが多く、忍術の練習よりもそちらを優先し

 
 
 

コメント


bottom of page