[銀魂]囲った太陽
- siversou

- 4月27日
- 読了時間: 2分
新銀魂-吉原大炎上-が終わってしまう月ということで、今月は吉原月間とし、吉原関連のSSを中心に投稿させていただきました。
きちんとした短編として書き切る余裕と体力がない我が身を呪いながらも、今月のSSはこちらで最後となります。
(毎度のことながら)
タダの生意気な小童。
初めはそう思っていた。
しかしその目、有り様はあの憎き太陽をどこか彷彿とさせた。
似ている。血はつながっていないハズなのに、日輪(アレ)と。
止めろ、その目を。
気に食わん。気に食わん目だ。
太陽は引きずりおろさねばならん。
手に届く太陽──日輪を、この手に。
地に引きずり下ろし、ワシの手の届く範囲に閉じ込めるために。
ある日、この吉原で遊女が子を産んだという報が届いた。
その行く末は死でしかないのは周知の事実。
だと言うのに、複数人もの遊女たちが身籠った遊女を隠し立てし、赤子を取り上げたというのだ。
そこには、あの日輪も名を連ねていた。
この吉原でそうすることの意味が分からぬ女ではない。
その上でそれを成したということは、奴にとってその赤子は、まさに希望に等しいということなのだろう。
己の身を引き換えにしても守りたい希望。
そして、希望を繋ぐために日輪は、地上へと出たという。
させぬ。
決して逃がしはせぬ。
生まれたての赤子のことなど、どうでもいい。
だが、奴だけはここから逃さぬ。
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