[銀魂]変わらない銀02
- siversou

- 6 日前
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前回の続きSS
【変わらない銀02】
元の色より大分色褪せたように見える、色素の薄くなった水色のゴミ箱の先。
路地裏を彩る装飾品の一つになっている室外機の奥に、その子供はいた。
今の季節は春。
高杉が二年生に上がり、昔馴染みとの再会を一段落させ、一部再開できなかった既知のことを諦念したのが、一週間ほど前のこと。
しかし、高杉が見つけた子供の姿は、季節に合っていない厚い生地の衣服を地面に敷き、ボロボロになっているバスタオルのようなものを布団代わりに、その場に身を横たえていた。
寝息はない。
だが、子供が死んでいるかもしれないと、高杉が慌てることはなかった。
高杉が路地裏に足を踏み入れた瞬間。
その子供は不自然なほどに全ての気配を消したからだ。
先ほどまで微かに聞こえていたハズの寝息も、僅かに動いて見えた身動ぎも、高杉が路地裏に足を向けた瞬間、その一切を子供は消失させたのだ。
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