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​白 銀 の 戦 慄

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[銀魂]変わらない銀03

  • 執筆者の写真: siversou
    siversou
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

そろそろ早いですがタイトル回収です。



【変わらない銀03】


 焦りよりも先に不審が先だった。

 なぜ、こんなところにいるのか。

 なぜ、気配をけす必要性があるのか。

 なぜ────


 尽きない疑念は目の前の子供自身にではなく、目の前で息を殺してこちらを伺っている子の、置かれた状況に対してだった。

 だが、いつまでもこうして互いの出方を伺っているわけにもいかない。

 高杉は考えるのを止め、肩にかけていた鞄からガサゴソと目的のものを探す。


「……こんなもんしかねェが、食うか?」


 子供は暫くこちらの様子を伺っている様子だったが、高杉は余計な動きは見せないように注意して、子供の反応を待った。

 子供も、高杉が少なくとも自分の“敵”ではないと判断したのか、息を殺したフリを止め、顔まで被っていたボロボロのタオルを剥いでその顔を露にさせる。

 その顔はやはり、高杉のよく知る男の──幼き頃の相貌だった。


「……後から返してくれって言っても、返せねーよ?」

「あぁ、ハナからそのつもりだ」


 高杉の言い分に銀髪の子供こそ訝し気な顔をして見せたが、高杉が急かすようにズイっとコンビニエンストアで旧友がパシ……善意で買って寄こしてきたコロッケパンを突き出すと、何も言わずにそれを受け取り、銀髪の子供は戸惑うことなくそれに被りついた。

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