（分からない・・・）
-------------------えっ？
目の前の鬼（じぶん）の
考えている事が
直接頭の中に
伝わってくる
（・・・何で俺のために皆・・死んでいくんだ・・・）
その鬼おにの大きな目からは
止め処なく
涙が零こぼれ落ちる
その鬼は音こえを発さない
それでも
頭の中には
声にする事の
発する事の出来ぬ音が
本当の思いが
心に秘めていた心内こころうちが
厭なほどに
伝わってきた・・・・・・・・・・・
こちらは約一ページ分のメモで残っていたものの供養です。 私、これでも一応趣味でとったバリスタ（レベル1）の資格がございますので、これはたぶん、その頃になにかその知識を活かして書こうとしてそのままとまってる状態のものですね。...
真っ赤な血を見た。 雨に濡れ、目の前の鬼は見る間に赤く染まっていく。 ──あぁ、俺はこの鬼に斬られたのか 目に見えたのは自分の血だった。 鬼を殺しに来たつもりが、逆に返り討ちにあってしまったのか。 このまま自分は死んでいくのかと。...
昔々あるところに、人々に忌み嫌われている小さな小さな仔鬼がおりました。 仔鬼はとても異質な色を持って生まれ、それが故に、人々からは忌み嫌われ続けていました。 例えるならば、仔鬼は白。 清廉潔白。 そう、白とは純真無垢で清らかなイメージを持つもの。...
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