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白 銀 の 戦 慄
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[銀魂]秀才
はい、本日投稿しますのもかつて書き記したメモ書きの供養データでございます。 上の方になんかね、「秀才」って書いてあった。 「秀才」って書いてまるで囲ってあった。 その一行下から小説本編の書き初めが十行ほどあった。 今の私に分かるのはただそれだけだ。 今日も爽やかな江戸の空。 青い空の下、猫も呑気に欠伸を漏らしている。 「なんとも晴れやかな日和だねぇ」 今日も歌舞伎町はいい天気だ。 江戸は歌舞伎町、そこに店を構えている『スナックお登勢』では、そんな呟きが漏れた。 「お登勢様、明日はいつものように私が家賃の回収に伺えばよろしいのでしょうか」 機械とは思えない優しい声で、たまは煙草を咥えるお登勢に明日の予定を確認する。 お登勢はたまに向けられた視線を受け止め、ふぅっと口から煙草の煙を吐き出した。 「そうだねぇ……たま、明日も先月同様、とことん追い込んでやるんだよ」 お登勢から吐き出された煙草の煙は、空に浮かぶ白い雲のように、ふわふわと周囲を白く染め、空気に溶けて消える。 なんでここからだろってところで止めてるんでしょうね、過去の自分は。.

siversou
2025年2月27日読了時間: 2分
[銀魂]生まれ落ちた日
十行と少し程度のメモでしたが、銀時様が生まれた日の経緯、みたいな。 生まれてからどういう流れで屍を漁るようになったのか妄想しかけたメモの供養です。 赤子の泣き声が響く。 小さなボロ小屋に、たった今生まれたばかりの子だ。 片手で持つには大きく、両手で抱えるには小さな桶の中で、赤子は泣いていた。 鳴き声が赤子の口から漏れるたびに赤子の体は揺れ、その体に触れている桶の水も同じく揺れる。 しかし、赤子の近くに赤子以外の人影は見当たらない。 この世に生を受け、力強くそのせいを主張している赤子を残して、赤子の親はこの場より姿を消していた。 いや、赤子が入っている桶の直ぐ傍には、横たわっている人の姿はあった。 赤子と違い、生を主張しない、息をせぬ屍と成った姿が。 その屍は他ならぬ、赤子の母親であった。 難病の末、この世に赤男を産み落としてすぐに息を引き取ったのだ。 父親は妻が命がけで産み落とした子を ここでメモは止まっておりました。 この流れからすると、この短編での設定では赤子の出産を夫婦はともに乗り越えようとしていた。...

siversou
2025年2月14日読了時間: 2分
[銀魂]思いとは裏腹に
なんとなく思いつくままに書いた系の短編の書きかけですね。 自分がなんとなく思いつくままに書く作品というのは、どうにもこういったものばかりになってしまう。 きっとこれが私の書きたいもので、伝えたい感覚で、読みたいもので、癖なんでしょうね。 松陽先生と銀時様が登場してる書き殴り短編の書きかけ供養ですが、よろしければ御覧くださいませ。 初めから知っていたことだけど、やっぱり俺は、嫌われ者みたいだ── 「銀時、そこで何をやってるんですか?」 松陽はしゃがんで茂みの一部に視線を落としていた銀時に声をかけた。 「別に……見てるだけ」 松陽の呼びかけに、一度は顔を上げて松陽を振り向いた銀時だったが、そう言って満足したのか、すぐにまたその視線は元の場所へと戻る。 「そうですか」 (雨が、降りそうですね) 空がだんだんと陰り始めていた。 心中独り言ちた松陽は、そろそろ中には入ればどうかと銀時に声をかけようとして──やめた。 無言で何をするでもなく、銀時は視線の先にあるその一点だけを見つめているのだ。 松陽は気になった。 銀時が見ているものは何なのか

siversou
2025年2月1日読了時間: 6分
[銀魂]喧嘩屋銀ちゃん
こちらも学生時代に書き殴っていたメモの供養作品です。 【万事屋銀ちゃん】のような語感で、別の世界線な銀時様たちも見てみたいな、と思い考えついたのが【喧嘩屋銀ちゃん】でした(笑) 本当に書き始め少しで止まったいるので、供養でありメモのデータ化ですね。 いつか書きたくなったらちゃんと書くかもしれません。 巷で人気のラーメン店『北斗心拳』が面している交差点を真っすぐ進み、そこから一つ先にある信号を右に。 しばらくしたら見えてくるコンビニを左に曲がると、昼間でも光が指さない路地裏に出る。 ゴミは散乱していないが、空き缶が二本ほど転がっている。 そんな薄暗い路地へ、一匹の猫が滑るように入っていく。 にゃ~お 大きな口を開け、欠伸まじりに猫は鳴いた。 白黒の毛皮をまとった猫の体を、江戸を照らす太陽は爛々と照りつける。 ボトッ 不意に空を見上げるように顔を上げた猫は、その口に咥えていた白い物体を落とし、背後から近づく足音から逃げるように路地から姿を消した。 はい、ここまで。 待って全然本編に入ってない、銀時様はどこ、猫は何を咥えていたんだ?!.

siversou
2025年1月27日読了時間: 2分
[銀魂]銀時様外国語堪能疑惑について
学生の時に書いていたメモを電子データにし直していると気づくのですが、なんというかこう……書き方がしつこいな、と感じることが多々ありますね。 説明も大事だが、適度に省略してテンポ感を出すことが、昔から苦手だったのが顕著に出ていて現実逃避したくなってきましたねぇ。 まぁ。それはそれとして。 本日こちらに供養しますは、以前から私が考えておりました、坂田銀時外国語堪能疑惑に夢を見て、書きたくなった短編の書きかけでございます(やっとこのメモを発掘できたよ……!!)。 書きかけの短編と、書き殴りの構想メモを、本日は供養させていただきます。 青い空の所々に白い雲が浮かんで見える。まさに仕事日和。これは、そんな日のことであった。 「…………」 焦りからくる緊張からか、額を伝って首筋を流れていく冷や汗を、土方は口を開けたまま言葉も出ない面持ちで感じていた。 『あの、私の話聞いてます?』 「…………」 『あの────』 右から左へと耳を通り過ぎ去っていく異国語を頭の中で何度も繰り返しながら、土方は自分の前で戸惑いがちに声をかけてくる相手を凝視した。...

siversou
2025年1月14日読了時間: 11分
[銀魂]夜に咲く
まだまだございます、私が学生の時に生成した書き殴りメモの作品たち。 本日供養いたしいますのは銀魂で書き殴っていた作品ですね。 もう昔過ぎて自分でも何を書きたかったのか、何を書いているのか全く記憶にありませんが、少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。 ジリジリと肌を焦がすように照りつける夏の太陽。 その白き光は目に眩しく映り込み、女子供の肌を焼き、馬鹿な男達に容赦なく降り注ぐ。 そんな夏場の佳境に、ここ万事屋では、蒸し風呂状態でえらく険悪な空気が充満していた。 「「「…………」」」 視線を左右に向け、それぞれが互いの出方を伺う。 「僕はそんなの認めませんよ」 「俺だって、そんな意見を認めるわけにはいかねぇ。こっちにだって大人のプライドってのがあんだ。諦めろ新八」 「そうアル、私も銀ちゃんに賛成ネ。新八、ここはお前が身を引くべきヨ」 「そうはいきません。僕にだってプライドはあるんです。そんなこと、僕だって認めるわけにはいかないね」 「……どうしてもお前は引いちゃくれねぇんだな?」 新八をいつもとは違い、鈍くも確かにきらめく眼光で見る銀時

siversou
2025年1月1日読了時間: 4分
[銀魂]ロミオとシンデレラ 銀土替え歌
俺の恋を悲劇のジュリエットにしないで ここ(屯所)から連れだして… そんな気分だ ゴリラとドSにお休みなさい せいぜいいい夢を見てろよ 隊士はもう寝る時間だ むせ返る魅惑のいちご牛乳 恥じらいの素足を絡める 今夜はどこまでいけんだ? 噛み付いてみろ 優しくすんな 甘いものは 嫌いなんだよ マヨネーズなご飯ばっかり食べたせいか 知らねェことがあるんだったら 知りてェと思う 普通だろ? 全部見せろよ テメェになら見せてやる 俺の… ずっと恋しくてシンデレラ 隊服だけで駆けて行くさ 魔法よ時間を止めろよ 攘夷浪士に邪魔されちゃうぜ 逃げ出してェよジュリエット だがその名前で呼ぶんじゃねェ そうだな結ばれなくちゃな そうじゃねェと楽しくねェよ なァ 俺と生きてくれる? 背伸びをした赤い口紅 いい子になるさきっと明日から 今だけ俺を許して 黒いベルトの境界線 守るジミーは今日はいません 越えたらどこまでいけんだ? 噛み付くくらいに 痛いくれェに 好きになってたのは 俺の方 ゴリラはでもなお前のこと嫌いみてェ… 俺のためと差し出す手に 握ってるそれは鎖だろ?
ナオト 藤咲
2024年12月12日読了時間: 2分
[銀魂]三つの交差(未)
三つの交差、の書きかけ 攘夷戦争も後半。 凡そ攘夷志士たちの戦況は劣勢であった。 天人の持つ“力”を恐れた幕府が、各地で国のためにと戦っていた侍たちを見捨て、白旗を上げて侍たちへ物資の供給を絶ったことが原因の一つである。 天人の出す理不尽な条約を恐怖からくる怯えでいとも容易く受け入れ、幕府の中でも上位の位にある者は、最低な奴でも己の保身を図るという目的の為だけに、元々同じ国の人間であるはずの侍たちの命を売った。 それにより、ただでさえ天人の持つ“力”の前で、次第に劣勢へと傾きかけていた攘夷戦争の戦況は一気に傾いたのだ。 天人は当時の地球では考えられもしない奇怪な武器を使い、侍たちはそれに戸惑い、大した抵抗もできないままに命を落としたものも多い。 体には傷を作り、その上幕府からの援助も望めぬままに腹を減らす一方。 次第に戦の場で命を落とす者よりも腹を減らして餓死する者の方が多くなっていった。 地獄……そう、その状況はまさしく地獄だった。 薬も底を尽き、汚染した武器傷はやがて膿む。 血に濡れた体を清めることもできなければ、満足に

siversou
2024年11月27日読了時間: 3分
[銀魂]討ち入り
土方さん、もしくは真選組主役で書こうとした残骸。 兄さんが死んだ。 ミツバが逝った。 伊藤を殺した。 仲間を守りきれなかった。 多くの者を殺した。 多くの者を失った。 だが、それでもアンタだけは、絶対に殺させやしねぇ…… 「……近藤さん、それはやめとけ」 真選組屯所のある一室。 土方は哀れな者でも見るような目で、近藤に言い放った。 「流石に今回ばかりは、近藤さん一人を囮なんて真似できねぇよ」 咥えていた煙草を手にとり、ゆっくりと口に含んだ煙を吐き出しながら、土方が近藤を見据えた。 「そうでさ。今回の獲物は結構数いるんですぜ? それを近藤さん一人で引きつけるなんて、無茶言うのも大概にしてくだせぇ」 首を左右に振りながら、馬鹿にしたような素振りで沖田は近藤を見て言う。 「しかしだなァ……そうでもしなきゃ他の奴らへの負担が」 「しかしもかかしもねぇよ近藤さん」 「そうそう。こういう時は土方さんにでも囮役を押し付ければいいんでさ……ついでにくたばれ土方」 「あぁ、総悟の言う通りだ。今回の件、囮役は俺が買って出よう……テメーがくたばれ

siversou
2024年11月1日読了時間: 3分
[銀魂]異三郎と銀時のやり取り
見巡組と万事屋たちの絡みが見たくて書きかけた小説の供養 「なぁ、まだつかねーの? 一体何時間車に乗ってればいいわけ?」 頬杖をつき、窓の外の景色を眺めながら問いかける銀時は、少しだけいつもとは違って見える。 「すみませんねぇ、後15分くらいですからもう少し待っていてください」 ピピピピ ピピピピ 「15分? まさかと思ってたが、もしかして俺らの向かってる行先って……」 訝し気に首を異三郎に向ける銀時。 「えぇ、ターミナルです」 ピピピピ ピピピピ 「さっきからピピピピうるさいんですけど?! オメーは何か? 携帯依存症ってやつか?」 形態を打ちながら返事を返した異三郎に対し、軽いイラ付きを覚える銀時だったが、異三郎はそんな銀時に臆することなく。 「まぁまぁ。落ち着いてください。イライラしている時には糖分を補給した方がいいですよ。どうです? いりますか、信女さんへの差し入れのドー」 銀時は異三郎が言い終わる前に差し出された何かを奪い取り、口に放り込んだ。 「え? なに? ドー……なに? その手に何か持ってんの? 俺の目には何も見えないんだ

siversou
2024年10月27日読了時間: 2分
[銀魂]土方さんの煙草回用のメモ
土方さん中心のギャグを書きたくてたぶん高校の授業中に煙草で思いつくものを書いてたメモ。たぶんメモの内容的に保険の授業中に走り殴ってたやつ。 煙草に含まれるもの ・タール→がんの原因。肺や歯などを黒くする ・一酸化炭酸→酸素が足りない(CO) ・ニコチン→血管を小さくする。ドーパミンが脳に満足感を与えるものだが、ニコチンはこの働きを止めてしまう。壊死の原因。 土方さん中心の短編に使えそう↑ 煙草をやめることに不安・恐怖を感じる=煙草を止める度胸や勇気がなくなる 煙草を止める薬→イライラを止める=煙草を止める度胸や勇気がなくならない「禁煙補助薬」 最近では喫煙者を採用しない職場も多い。 タールは油─道路にあるベタベタしたものもタール。 (石油みたいな感じ) 壊死にもつながる。 近藤さんが夢で煙草の吸いすぎで肺を悪くして亡くなる悪夢を見て目を覚まし、禁煙令を出すところから話は始まる。 近藤さんが中心となって土方さんのために禁煙を薦めるも、土方さんは中々やめられず。 最後は夢の通り、土方さんはどんどん肺を弱くしてしまっていく。 そこで、目を覚ます──近藤

siversou
2024年10月14日読了時間: 2分
[銀魂]【無から】07.繰り返すの謎の行動
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】七話 た、食べた。 パクッとその小さな口を精一杯あけて もぐもぐと愛らしいその顔の表情を崩さず、口の中で饅頭をしっかりと噛締めゴクリ…という音と共にその噛締め味わった饅頭を喉の奥へと送り込む。...

siversou
2024年3月1日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】06.甘い匂い
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】六話 「あ、あれ男の子だよな?」 「え、男の娘の間違いだろアレ」 「いや、コレ小説だから分かったけど、男の娘はいくらなんでも酷くねぇか?」 「でもアレはどう見ても・・・・・・・」...

siversou
2024年2月27日読了時間: 4分
[銀魂]【無から】05.何時の世も
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】五話 巳の刻。 今で言う十時前後の頃。 松陽の声を合図に塾生達はそれぞれ自分の席に着く。 「おはようございます」 《おはようございます》 松陽は教室に入ってきて、まずは挨拶をする。...

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2024年2月14日読了時間: 4分
[銀魂]【無から】04.出会いの前に
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】四話 春の麗な日和。 長い長い休みを経て、松下村塾に集う塾生。 その中には、もはやお馴染の ―桂小太郎 ―高杉晋助 この二人の姿も見える。 「高杉」 「・・・・・・・・」...

siversou
2024年2月1日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】03.印と誓い
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】 人とは愚かなものだ。 己の身のため、なんのいわれもない者を傷つける。 それが純粋なればこそ、より深く傷ついてしまうもの。 それにすら気付けぬほど、今の世は、人の世は哀れなものか。...

siversou
2024年1月27日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】02.恥の理
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】二話 「・・・・・・・・・・・」 んー どうしたもんでしょうか・・・ 「・・・・・・・・・・・」 これはさすがに気まずいですねぇ 「・・・・・・・・・・・」...

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2024年1月14日読了時間: 3分
[銀魂]【無から】01.引き導く温かさ
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】一話 野畑が広がるその景色 そこには 小さな白い影と、大きな黒い影が、二つ並んであった。 松陽は今、自分の隣を何も言う事無く歩いている小さな幼子を見下ろす。 まだ、年端もいってはいないだろう。...

siversou
2024年1月1日読了時間: 2分
[銀魂]【無から】プロローグ
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【無からの始まり】 あたり一面 地面に横たわる無数のものに埋め尽くされる それらからは 鼻を塞ぎたくなるほどの異臭が生まれ その上には それらを啄ばみ貪る生き物がいた この場を色に例えるならば 赤と黒...

siversou
2023年12月27日読了時間: 1分
[銀魂]【交差】03.道場にて
連載していたけれどもサイト移転際に移動させなかったシリーズ 【三つの交差】三話 まだそれなりに新しい木造建築。 まぁ、解りやすく一言で言えば、銀時達が今日一泊させてもらう事になった近藤の『道場』に、鈴虫の羽音が響きわたる。...

siversou
2023年12月14日読了時間: 3分